各種助成金の申請

雇用を促進したい～従業員のキャリアアップを応援～

キャリアアップ助成金とは、有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者といったいわゆる非正規雇用の労働者の企業内でのキャリアアップを促進するため、正社員化や人材育成、処遇改善などの取組を実施した事業主に対して助成をする制度です。アルバイトや有期契約社員を無期雇用や正社員に転換させ引き続き安定した雇用を行うことで受給できます。

有期契約労働者を正規雇用労働者に転換または直接雇用した場合に助成されるもので、例えば、中小企業が有期契約労働者を正規雇用労働者へ転換した場合は1人当たり57万円＜生産性要件を満たす場合72万円＞となります。（大企業の場合はまた異なります。）

制度を改善したい～働きやすい職場形成を応援～

男性労働者が育児休業や育児目的休暇を取得しやすい職場風土づくりに取り組み、この出生後8週間以内に開始する連続14日以上（中小企業は連続5日）以上育児休業を取得した場合に助成されます。

両立支援等助成金は、出産・子育てと仕事の両立以外にも、

• 介護離職防止支援コース
• 不妊治療両立支援コース
• 新型コロナウィルス感染症に関する母性健康管理措置による休暇取得支援コース

といった、労働者のライフステージに合わせて離職することなくワーク・ライフ・バランスの実現の支援を目的とした助成金もあります。

従業員の能力を向上させたい～人材育成を応援～

訓練が行われた時間に応じて、助成金が支給される仕組みで、賃金助成と実施助成は労働者1人1時間当たりで規定されています。

• 一般職業訓練は20時間以上のOFF-JTを行うこと
• 有期実習型訓練は3ヵ月以上6ヵ月以下の期間にOJTとOFF-JTを組み合わせて一定時間数の訓練を行うこと

訓練の内容によっては対象とならないものもありますので、事前にご相談ください。